いま全国各地で進められている緑地再生の波は、確実にこの地にも届いている。国土交通省が旗振りを務める都市公園リニューアルプロジェクトのモデルケースとして、地方自治体都市整備局が主導する抜本的な環境改善事業が着工された。目的は単なる設備の更新ではない。生態系の保全と、誰もがストレスなく利用できるインクルーシブな空間設計の融合だ。
すでに歩道は段差を排したユニバーサルデザインへと刷新され、老朽化していた水回りやベンチも自然素材を活かした意匠へと改修が進む。都市計画・造園業界の関係者からも「自然環境への負荷を最小限に抑えつつ、滞在快適性を極限まで高めた好例」と高い評価が寄せられている。行政と市民が対話を重ねて描いたグランドデザインが、着実に形になりつつある。