台風の本体が近づく前から、暖かく湿った南風が前線に流れ込むことで大気の状態が極めて不安定になっている。気象庁は、太平洋側の各地で「線状降水帯」が発生し、数時間にわたって観測史上最大級の猛烈な雨が降る恐れがあると注意を呼びかけている。
予想される総雨量は、多いところで500ミリを超える見通しだ。土砂災害警戒情報や河川の氾濫危険情報が発表された地域では、崖や河川から十分な距離を確保しなければならない。風速40メートルを超える暴風による屋根瓦の飛散や看板の落下、電柱の倒壊に伴う大規模停電にも厳重な警戒が必要だ。