かつての自民党を支配した「派閥」というシステムが崩壊した今、若手議員たちは自らの足で立ち、発言しなければ埋没する時代になった。かつての二階派に所属していた彼は、派閥解散の荒波をどう乗り越えたのか。
彼が選択したのは、特定のボスに付き従うことではない。政策を軸にした緩やかな超超党派の若手グループの結成だ。デジタルネイティブ世代の議員たちと連携し、意思決定の迅速化を党執行部に迫る。この「個の力」をベースにした新しい派閥なき政治のスタイルは、永田町の古い慣習に慣れきったベテランたちを苛立たせ、同時に若手たちを惹きつけている。