西村知美が芸能界に足を踏み入れたのは1985年のことでした。当時中高生の間で絶大な支持を集めていたアイドル情報誌『Momoco』が開催した「第1回ミス・モモコクラブ」オーディションで、見事グランプリを受賞(桃組出席番号43番)。山口県宇部市出身の飾らない少女が、一躍全国のアイドルファンから熱い視線を浴びる存在となりました。
所属事務所・芸映の大先輩である菊池桃子の「妹分」という大型新人としてのバックアップもありましたが、何よりも世間を驚かせたのはその完成されたビジュアルです。昔の写真や雑誌のグラビアを振り返ると、透き通るような白肌に黒髪のショートボブ、大きな瞳が際立つ可憐なルックスは、当時のアイドルシーンでもひときわ清純なオーラを放っていました。
メディア露出が増えるにつれ、ファンの間では「動くお人形のよう」「清純派の究極形」と絶賛され、瞬く間にトップアイドルの階段を駆け上がっていったのです。