陸マイラーや頻繁に出張する層にとって、マイレージプログラムの改定は死活問題です。JALはライフタイム(生涯)の実績を重視する「JAL Life Status プログラム」を本格稼働させました。これにより、単年での爆発的な搭乗(いわゆる修行)だけでなく、日常の決済やサービスの利用を含めた長期的なエンゲージメントが評価される仕組みへと移行しています。一度獲得したステータスが維持しやすい点が最大のメリットです。
一方のANAは、従来の「プレミアムポイント」制度を維持しつつも、ANA PayやANA Mallといった「マイル経済圏」での消費額をステータス獲得条件に組み込む柔軟性を見せています。SFC(スーパーフライヤーズカード)の獲得を目指す短期集中型のユーザーにとっては、ANAの方が依然として目標設定がしやすい設計です。日常の買い物すべてをマイルに集約したいならANA、生涯にわたる顧客ロイヤルティの恩恵を受けたいならJALと言えるでしょう。