この死闘を決定的に熱くしたのが、ライバルたちの凄まじい執念だ。氷結の圧倒的な制圧力を誇る轟焦凍と、天性のセンスと爆発力で戦場を支配する爆豪勝己。二人の天才が見せた立ち回りは、まさに圧巻の一言だった。
アニメーション制作を手掛けた株式会社ボンズによる作画表現は、キャラクターたちの動きに躍動感と重厚感を与え、少年バトル漫画の歴史に残る息をのむシーンを作り上げた。激しいヒーローアクションの裏側に滲み出るのは、それぞれの生い立ちとプライドである。父親であるエンデヴァーへの反発から右側の氷結のみで勝利を固執する轟と、いかなる勝負でも完全勝利以外を認めない爆豪。彼らの行動原理が、盤面をめまぐるしく変化させていく。