番組の音楽といえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがB.B.クイーンズだろう。「ドレミファソラシド」のフレーズが印象的な『ドレミファだいじょーぶ』や、落ち込む子供を励ますように流れる『しょげないでよBaby』は、もはや日本のポップス史に残る名作だ。
しかし、番組を支える名曲はそれだけではない。子供が泣きながらも一歩を踏み出す瞬間にそっと寄り添うアコースティックな挿入歌や、おつかいを終えて家路につく夕暮れ時に流れるノスタルジックなインストゥルメンタル曲。これらすべての楽曲が、ただのBGMではなく、物語の登場人物として機能している。視聴者の涙腺を刺激する仕掛けが、緻密に計算された選曲の中に隠されているのだ。