第1作の熱狂を受けて制作された『演じ屋 Re:ACT』では、スケール感とサスペンスの緊張感が格段に跳ね上がった。主演の奈緒が見せる変幻自在な表情の変化と、磯村勇斗が体現する「巻き込まれ型」から「共犯者」へと変化していく繊細な心理描写は圧巻の一言だ。
狂気と背中合わせの過酷なテーマを扱いながら、重厚なヒューマンドラマとしての質感を失わないのは、実力派キャスト陣の圧倒的なリアリティがあるからこそ。相手を騙すための「劇中劇」で見せる演技と、ふと見せる素顔のギャップ。その危ういバランスが視聴者の感情を強く揺さぶり続ける。