1年間、約48回にわたって放送される大河ドラマは、世界的に見ても極めて稀有な連続ドラマである。しかし、この長尺ゆえの構造的欠陥も無視できない。中盤以降、主要な歴史的事件と事件の合間に位置する「日常回」や「繋ぎのエピソード」が続くと、視聴者の集中力は途切れてしまう。
ショート動画やワンクール限定のドラマに慣れ親しんだ現代人にとって、テンポの遅いストーリー展開は致命的だ。「展開が遅くて飽きる」「主役の見せ場がない」という不満が蓄積し、中盤で脱落する視聴者が相次ぐことが、評価を下げる大きな要因となっている。