テレビのL字型画面や自治体の防災無線は、確実で公式な情報を届けてくれる。しかし、そこにはどうしてもタイムラグが生じる。一方で、SNS上の「揺れた」「棚から物が落ちた」という個人の声は、超速報値としての価値を持つ。
この公的アラートの「遅さ」と、民間情報の「速さ・不確実さ」のギャップをどう埋めるかが、今後の防災の鍵となる。スマートフォンの位置情報を活用し、同じ揺れを経験したエリアのユーザー同士を自動的につなぐ防災アプリの普及も進んでいるが、やはり最後は「人間同士の直接の声」が最も信頼される傾向にある。