皇后となられた現在、雅子さまが一般の公道で自らハンドルを握られることは警備体制(皇宮護衛官や警視庁警備部)の観点から極めて困難です。そのため、日常の移動は専任の運転手が担当する御料車や公用車が基本となっています。
しかし、皇室関係筋によると、御所の広大な敷地内や御用邸などの私有地においては、両陛下がプライベートな時間として車を動かされる機会が完全に失われたわけではありません。現在、両陛下の身の回りのプライベート移動車両としては、乗り降りがスムーズで静粛性に優れたトヨタ・アルファード等のハイグレードミニバンや、最新のセンチュリーセダンが用途に応じて柔軟に活用されています。
時代とともに車そのものの形は変わっても、車窓を通じて国民と心を通わせ、家族とともに車内のひとときを慈しまれる雅子さまの基本姿勢は、外務省時代から現在に至るまで一貫しています。