作品の魅力を一層広めたのが、NHK Eテレによる異例のアニメーション映像化であった。教育番組を中心とするパブリックな地上波枠で本格的なWeb小説原作のアニメが長期間にわたって放送されたことは、作品の持つ高い教育的・社会的価値を証明している。
さらに時代の変化とともに、国内のTV放送からAmazon Prime Videoをはじめとする大手グローバルストリーミングサービスへの配信展開が行われた。これにより、世界各国のサブカルチャーファンへとアプローチが拡大し、国境を超えたファンベースが形成されるに至った。
配信プラットフォームのグローバル化は、作品のライフサイクルを劇的に長寿命化した。放送終了後も世界中で新規視聴者が獲得され続け、デジタル時代のコンテンツが持つ息の長い拡散力を示し続けている。