メインアリーナの重厚なドアを押し開けた瞬間、体に飛び込んでくるのはシューズがコートを擦る甲高い音と、観客が一体となって送る地鳴りのような手拍子だ。2026年シーズン、会場内の音響・照明設備は一段とアップデートされ、アリーナエンターテインメントとしての没入感が格段に向上している。
大型LEDビジョンに映し出される臨場感たっぷりのリプレイ映像と、重低音が効いたサウンド演出。試合開始前の選手入場シーンでは、暗転した場内にペンライトの光が揺らめき、まるでライブステージのような高揚感に包まれる。単に競技を観戦するだけでなく、「その場にいること自体を楽しむ」空間としての成熟度が、ここ数年で一気に加速した印象だ。