「Tの世界」は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループが提供していたオンライン街づくりシミュレーションゲームです。プレイヤーは架空の街の市長となり、道路を敷き、住宅や商業施設を建て、人口を増やしながら街を発展させていくという王道の都市経営ゲームの枠組みを採用していました。
最大の特徴は、「ゲーム内の行動がダイレクトにポイ活につながる」という画期的な座組みです。ゲーム内で特定の条件を達成したり、街の人口が節目を迎えたりすることでポイントが付与される仕組みが構築されていました。ファミリーマート、TSUTAYA、ENEOS、ガストなど、日常で見かける実在の提携企業がゲーム内施設として登場し、提携店舗を街に誘致することで効率よくゲーム内通貨やポイントを獲得できる仕掛けが熱狂的な支持を集めたのです。
専用アプリのインストールを必要とせず、スマートフォンのブラウザから手軽にログインして遊べる敷居の低さも、普段ゲームをしない主婦層やビジネスパーソンを取り込む強力なフックとなりました。