画面が暗転した瞬間の静寂、そしてスピーカーを震わせる咆哮。打ち手を画面へと引きずり込む演出クオリティは、近年の遊技機の中でも群を抜いている。液晶上で繰り広げられる喰種たちの闘いは単なるアニメ映像の流用にあらず、レバーオンのタイミングと完璧に同期する演出法則が組み立てられている。
特にプレイヤーの心拍数を跳ね上げるのが、バトル中の「赫子(カグネ)発動」だ。リール上の対応役を引き当てることで画面全体が侵食されるような激しいフラッシュが走り、直後の展開を一変させる。原作で描かれた絶望と覚醒の対比が、そのまま遊技機の出玉感と直結している点が秀逸と言わざるを得ない。