警察が去った後、多くの人が「一体誰が通報したのか」と強い疑問を抱きます。上下左右の部屋を疑いたくなる心理は自然ですが、警察に通報者の氏名や部屋番号を尋ねても絶対に教えてもらえません。
警察には通報者のプライバシーおよび安全を守る厳格な守秘義務があります。通報者が「匿名希望」で110番しているケースも多く、現場の警察官もトラブルの再燃を防ぐため「近隣の方からとしか申し上げられません」と回答を徹底します。
ここで絶対に避けるべきなのが、自己判断で隣室や上下階の部屋へ押しかけ、問い詰めたり直接謝罪したりする行為です。
「騒がしくしてすみませんでした」と誠意を伝えるつもりであっても、通報した側からすれば「通報したことがバレて報復に来たのではないか」と強い恐怖を感じます。万が一、通報していない別の住人の部屋へ行ってしまった場合、新たなトラブルを生む原因にもなりかねません。感情的な直接交渉は火に油を注ぐ結果にしかならないため、通報者の特定を試みるのは完全に諦めるのが賢明です。