ネット上で連載が始まった実話告発漫画『脳外科医竹田くん』は、またたく間に数百万PVを叩き出す異例の注目作となった。作中で描かれる「解剖学的構造を無視した無謀な執刀」や「失敗を他人のせいにする姿勢」は、閲覧者に単なるフィクションとは思えない生々しさを感じさせた。
読者や有志によって行われた検証作業では、病院の広報誌、学会の発表演題、裁判記録などが照合された。その結果、漫画の描写と古荒隆祥医師の経歴や赤穂市民病院での事象が恐ろしい精度で一致していることが明瞭になった。はてなブログやX(旧Twitter)上では真相追及のアカウントが立ち上がり、隠蔽されかけていた医療事故・医療過誤の全体像が市民の手によって次々と暴かれていったのである。