二人の出会いは、学生時代にさかのぼる。東京大学法学部で司法試験合格を目指し、日夜猛勉強に励んでいた若き日の北村弁護士。そんな青春時代に出会い、苦楽をともにしたのが恵子さんだった。
難関と言われる司法試験の勉強は、精神的にも肉体的にも極めて過酷な試練の連続である。合格へのプレッシャーに直面する中で、恵子さんは常に彼を信じ、励まし続けた。長い受験生活を経て掴み取った司法試験合格と弁護士への道。合格の歓喜も、その後の厳しい修習期間も二人は分かち合ってきた。長い年月をかけて築かれた二人の信頼関係は、単なる夫婦という枠組みを超え、人生の荒波を一緒に乗り越えてきた確かなパートナーシップそのものである。