設定手順に誤りがないにもかかわらず、「接続がタイムアウトする」「急に通信が途絶えた」という事態は日常茶飯事です。筑波大学VPN繋がらない理由の9割は、インフラの仕様とネットワーク制限に起因しています。
第一の理由は、中継サーバーの突然の停止・IPアドレスの変動です。VPN Gateのサーバーは一般家庭のPCや企業の検証サーバーがボランティアで提供しているため、管理者がPCをシャットダウンしたりプロバイダがIPを再割り当てした瞬間に接続が切断されます。サーバー一覧を再取得し、接続先を切り替えるのが鉄則です。
第二の理由は、宿泊先Wi-Fiや回線事業者による特定ポートの遮断です。公共Wi-Fiやホテルのルーターでは、セキュリティ上の理由からL2TP/IPsec(ポート500/4500)やPPTP通信を制限しているケースが多発しています。この場合は、Web閲覧と同じポート443(HTTPS)を利用するSoftEther独自のSSL-VPNプロトコルや、OpenVPN(TCPポート)に切り替えることでファイアウォールを回避できます。
第三の理由は、筑波大学全学計算機システム側の定期メンテナンスおよびMFAトークンの同期ずれです。学内システムは深夜帯のメンテナンスやパスワード更新期限切れによって予告なく接続が弾かれる仕様になっています。エラーコードが表示される際は、学内の「全学計算機システム稼働状況」ステータスアナウンスを確認してください。