大手プラットフォームが採用するパーソナライズ・アルゴリズムは、ユーザーの過去の行動履歴を学習し、好みに合致した情報だけを届ける。一見すると利便性が高いように思えるが、これは「フィルターバブル」を加速させ、予期せぬ発見の機会を奪う側面を持つ。
一方で、従来のアンテナサイトが提示するのは、良い意味での不均一性と突発性だ。政治経済の真面目な議論のすぐ隣に、極めてくだらない日常の失敗談や、特定のサブカルチャーに関するディープな考察が同居している。このカオスな一覧性こそが、ユーザーにセレンディピティ(偶然の幸運な出会い)をもたらし、脳に新鮮な刺激を与え続けている。