声優交代と公開延期に伴い、極めて現実的な問題として浮上したのがクラウドファンディングの返金対応です。劇場版の制作発表時、ファンの熱意によって目標額を大きく上回る約6000万円近い支援金が集まっていました。
しかし、出資したファンの中には「従来のキャストによる薬売り」を期待して支援した層も少なくありませんでした。キャスト変更を受けて、運営側は希望者に対する支援金の返金受付窓口を設置するという異例の対応を迫られることになります。
この返金対応をめぐっても、ファンコミュニティ内では複雑な葛藤が生じました。作品そのものを純粋に応援したい気持ちと、キャスト交代に対する割り切れない感情の狭間で苦悩する声が続出。手続きの手順や運営側の説明姿勢を含め、一時期はプロジェクトの信頼性そのものが揺らぐ事態となりました。