2026年に入り、羽田や成田の発着枠逼迫を受けた海外航空会社による地方都市への新規乗り入れラッシュが本格化している。特にソウル、台北、上海といった東アジアの主要都市を結ぶ定期便は、便数・座席数ともに過去最高水準を更新した。これまでにない東南アジアからのチャーター便打診も相次いでおり、国際線ターミナルは連日多くのインバウンド客で賑わいを見せる。
航空会社が目を付ける最大の理由は、着陸料の柔軟なインセンティブ制度と、効率的なターンアラウンド(折り返し作業)時間だ。大都市圏の巨大空港では滑走路待ちや搭乗口の混雑による遅延が常態化する一方、コンパクトで機能的な運用が可能な現場の環境が、過密スケジュールを抱えるエアラインにとって強力な選択肢となっている。