台風の接近に伴い最も懸念されるのが、断続的に猛烈な雨を降らせる線状降水帯の発生だ。過去の豪雨災害でも見られたように、わずか数時間で平年の1ヶ月分を超える雨量が局地的に集中し、河川の氾濫や激しい崖崩れを引き起こすケースが増加している。すでに自治体からは警戒レベル3(高齢者等避難)やレベル4(避難指示)が発令され始めている地域もある。
特に山沿いや河川の近く、低地に居住している場合は、危険度分布マップ(キキクル等)の色彩変化に注意を払う必要がある。夜間に大雨が激しくなると避難自体が命のリスクとなるため、外が明るいうち、あるいは雨が強まる前の時間帯に指定避難所へ移動するか、近隣の堅牢な建物の2階以上に移動する「垂直避難」を選択してほしい。