かつて総選挙のたびに日本中を巻き込んで繰り広げられた「前田VS大島」の構図。当時はメディアによって過剰に煽られた対立構造に、本人たちも少なからず翻弄されていたという。しかし、あの極限状態を共有した者にしか分からない絆があるのも事実だ。
グループを卒業し、それぞれが舞台や映画、ドラマの現場で泥にまみれながらキャリアを重ねてきた。かつて背負わされていた重圧から解放された今、二人の間には心地よい風が吹いている。互いの出演作をチェックし、時にはアドバイスを送り合う。その姿は、ライバルという言葉では片付けられない、人生の伴走者のようだ。