一昔前であれば、芸能人が顔の骨を切るような大手術を受けたとなれば、世間は「整形疑惑」としてゴシップ的に消費していた。しかし、ここ数年で風向きは完全に変わった。スマートフォンの画面越しに、手術直後の腫れ上がった顔や、流動食しか口にできない過酷なリハビリの様子をありのままに見せるインフルエンサーたちの存在が大きい。
視聴者はそこに、安易な美への近道ではなく、血のにじむような努力と回復へのプロセスを見る。嘘のないドキュメンタリーだからこそ、共感が生まれ、かつてのタブー視されていた雰囲気が払拭されたのだ。