「たった数百円でまともな計測ができるのか?」という疑問を解消するため、まずは大創産業(ダイソー)、セリア、キャンドゥで販売されている注目のデジタルキッチンスケールや計量スプーン、計量カップを用意した。比較対象として、家庭用はかりの絶対王者であるタニタの業務用・高精度モデルを設置。基準分銅を用いて、徹底的な精度検証を行った。
検証結果は、予想をはるかに裏切るものだった。100gの基準分銅を載せた際、ダイソーのデジタルスケールが叩き出した数値は「100.1g」。その誤差はわずか0.1%以下だ。パン作りや製菓など、1gのズレが膨らみ方に直結する繊細な調理器具・製菓用品の世界でも、実用上まったく問題のない水準と言える。これには立ち会った料理研究家も「正解を出すためのコストが完全に破壊されている」と絶句したほどだ。