スマートフォンの画面で常に正確な数字を目にしているデジタルネイティブ世代にとって、こうした曖昧な表現自体が敬遠される傾向にある。ある意識調査によると、10代から20代の約4割が「〇〇円弱」という表現に違和感を覚える、または正確な意味を瞬時に判断できないと回答した。
完全キャッシュレス化が進み、財布の中の小銭を意識する機会が減ったことも影響しているだろう。彼らにとって金額は「980円」であり、それをわざわざ「1000円弱」とぼかす必要性を感じていないのだ。言葉は時代とともに変化するが、世代間のギャップは広がる一方である。