当時の熱狂を知る世代にとって、あの報道は忘れられない記憶だ。結婚式の招待状まで発送済みと報じられたものの、直後に双方の事務所が完全否定。報道の引き金となったのは何だったのか。一説には、親しい関係者へのリップサービスや、プライベートでの偶然の会合が尾ひれをつけて膨らんだ結果だと言われている。SNSが今ほど普及していなかった時代だからこそ、週刊誌の活字が持つ影響力は絶対的であり、二人はその嵐の直撃を受ける形となった。
結果として、この騒動は二人のキャリアに少なからぬ影響を与えた。特に小西真奈美は、透明感あふれる演技派女優としての地位を確立しつつあった時期だけに、根も葉もない噂によるイメージの固定化に苦しんだとされる。福山もまた、自身のラジオ番組などでプライベートについて多くを語らないスタンスをより強めるきっかけとなった。