80代半ばを迎えた2026年現在も、石坂浩二さんの歩みは止まりません。テレビ朝日系の国民的ドラマシリーズ『相棒』における警察庁長官官房付・甲斐峯秋役は、もはや作品に欠かせない重鎮キャラクターとして確固たる地位を築いています。
杉下右京(水谷豊さん)との重厚な心理戦や、特命係を時に突き放し時に利用する老獪な演技は、年齢を重ねた石坂さんだからこそ表現できる円熟味に満ちています。
ドラマ出演にとどまらず、教養番組のナレーションや歴史特番のゲスト解説、プラモデル展示会のプロデュースなど、マルチな分野で発信を続けています。「引退」という言葉とは無縁のまま、常に現場で最高のパフォーマンスを発揮する姿は、後輩俳優たちにとっての生ける道標となっています。