かつてマッチングサービスといえば、一部の熱心なユーザーが利用するニッチなツールに過ぎなかった。しかし、この数年でその立ち位置は180度変化した。テレビCMやSNS広告の全盛期を経て、今やエンターテインメント業界そのものがデジタルな出会いを後押ししている。
特に地上波で放送され反響を呼んだドラマ『アプリで恋する20人』や、Netflixで配信され空前のヒットを記録した『バチェラー・ジャパン』のような恋愛リアリティ番組の存在感は大きい。画面の中で繰り広げられるドラマチックなロマンスや洗練された登場人物たちの姿は、視聴者に「自分もアプリで素敵な出会いを見つけられるかもしれない」という現実的な期待感を植え付けた。恋活・婚活サービス業全体のイメージ刷新に大きく寄与したといえるだろう。