投資家としての桐谷さんの歩みは、決して順風満帆なものではありませんでした。1980年代後半のバブル期には資産を3億円まで増やしたものの、その後のバブル崩壊や2008年のリーマン・ショックで信用取引の大損を経験し、一時は資産が約5,000万円まで激減。精神的にも追い詰められた時期がありました。
このどん底の経験から、桐谷さんは「信用取引をやめ、現物株のみで優待と配当を受け取り続ける」という現在のスタイルへ大きく舵を切りました。手元に残った数百社分の優待券で食費や日用品をまかないながら耐え忍び、その後のアベノミクスや日本株の歴史的上昇局面に乗って劇的なV字回復を果たします。
2026年代に入ってからも市場の追い風を受け、資産規模は着実に拡大。2026年の日経平均株価史上最高値更新や近年の株式市場の活況を経て、2026年現在の総資産は推定6億円以上に到達したとみられています。保有銘柄数も1,000銘柄以上にのぼり、年間を通じて届く大量の優待品と配当金が日々の生活基盤を支えています。