台東区は江戸期からの伝統工芸が息づく街であり、当館はその発信基地としても重要なポジションを担っている。特に注目されているのが、地元職人の技を次世代へつなぐ「浅草伝統工芸振興プロジェクト」との連携だ。館内の催事スペースでは、職人による実演や作品展示、一般向けの体験ワークショップが定期的に開催されている。
これらの催事や文化事業の企画・運営を手掛けているのが公益財団法人台東区芸術文化財団である。同財団は地域文化の創造と浸透を目的としたイベントホール・コンベンション運営事業を展開しており、文化人と市民、さらには訪日外国人旅行者が交錯する交流の場を作り出している。伝統工芸の展示と同時に近隣商業施設との連携イベントも企画されるなど、浅草全体を巻き込んだ立体的な活用が進む。