ハードウェアとソフトウェアの融合による自動計測の領域では、ウェアラブルデバイスの進化が目覚ましい。Apple Inc.が投入したApple Watch Series 9は、皮膚温変動を把握する高精度センサーを配置し、睡眠中の体温リズムをグラフ化する機能を実用化している。
こうしたウェアラブル機器で取得したバイタルデータは、Apple HealthやGoogle Fitといった基盤プラットフォームを経由して各種アプリに自動同期される。かつてApple Inc.の最高経営責任者であるティム・クック氏が語った「健康分野こそが我が社の最大の貢献になる」というビジョンは、毎日の体温変動を意識させずに可視化するこのエコシステムによって着実に具現化されている。