海外旅行や出張で特に注意が必要なのが、渡航先や途中の経由地での乗り継ぎ(トランジット)だ。出向く国の保安基準の違いや、保安検査の再実施によってトラブルが発生しやすい。
例えば、出国前の空港の免税店で購入した高級ヘアスプレーやボディスプレーは、専用の不正開封防止袋(STEBs)に封入されている限り直行便ではそのまま機内に持ち込める。しかし、海外の空港で乗り継ぎを行う際、保安検査場で封を破ってしまっていたり、現地の規則に抵触すると判断された場合は、その場で没収されてしまう。乗り継ぎ便を利用する際は、液体物・エアゾール類のルールが乗り継ぎ国でも適用されるかをあらかじめ調べておく必要がある。
また、機内持ち込みバッグの底に小さな制汗スプレーを入れっぱなしにしていたことを忘れ、保安検査の金属探知やX線検査で引っかかる事例も後を絶たない。カバンのポケット奥深くに入り込んでいないか、パッキング時の再チェックは怠らないようにしよう。