パーク内で売られているカチューシャは、いまや1個3,000円前後に及ぶ貴重なコレクション品だ。スパンコールや耳付きの装飾は繊細で、カバンの奥に押し込めば形が崩れてしまう。さりとて、首にかけたり手に持ったりしたままでは歩きにくい。
「以前はリュックのチャックに無理やり引っかけて失くした経験がありました」と語る都内在住の20代女性。そんな不満を一網打尽にしたのが、バッグの外側にしっかりクリップやボタンで固定できる機構だ。両手を完全に自由にしながら、お気に入りのデザインを周囲に見せつけて歩ける。この「機能性×見せる収納」の組み合わせこそが、爆発的流行の引き金となった。