テレビ局の編成担当者は匿名を条件にこう語る。「これまでは伏線を張り巡らせた複雑な構造の漫才やコントが評価される傾向が強かった。しかし、彼らの登場以降、『直感的な心地よさ』や『見ているだけで元気になれる多幸感』を求める視聴者が明らかに増えた。バラエティ番組のキャスティング基準そのものが変わりつつある」。
情報過多な現代社会において、頭を使わずに純粋に笑えるコンテンツの価値は跳ね上がっている。複雑な社会構造やストレスに晒された現代人にとって、彼らが提供する理屈抜きの「陽のエネルギー」は、一種の清涼剤として機能しているのだ。