観光客で賑わうフロアから一歩離れて1階の食品スーパー(イオンスタイル)へ足を向けると、そこには紛れもない京都人の生活の匂いが漂う。旬の京野菜、吟味された出汁パック、地元醸造所の清酒。観光地価格に晒されない適正な価格帯で、日用雑貨や生鮮食品が整然と並んでいる。
ユニクロ、GU、無印良品、ダイソーといったメガストアが同居する強みも大きい。旅先での急な気候変化に対応するための防寒着や雨具はもちろん、地元住民が週末に家族で買い揃える日用品まで網羅されている。観光公害とも揶揄される現象が都市部で議論される中、地元住民の利便性を損なわない店舗構成を頑なに維持している点は見逃せない。