大学院修了後、彼女が選んだ新たなフィールドは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)であった。紛争や迫害によって故郷を追われた人々を守り、支えるこの国際機関において、彼女は広報や政策調整の領域で腕を振るうこととなる。
かつてカメラの前で言葉を発していた彼女は、今やアフリカや中東などの難民キャンプ現場や国際会議の場へと足を運び、現場の生の声を世界へ届ける役割を果たしている。アナウンサー時代に培った圧倒的な伝達力と発信力は、国際人道支援の現場でも強烈な武器となった。単なるキャリアチェンジではなく、過去の経験をすべて糧にした必然のステップだったと言える。