売る側の視点に立つと、この店の凄みはさらに際立つ。買取コーナーには、連日自家用車に不用品を積み込んだ人々が長い列を作る。他店では「年式が古い」「箱がない」「わずかな傷がある」といった理由で買取を断られるような品物でも、ここでは驚くべき包容力で引き取られていく。
「捨てればゴミだが、ここへ持ってくれば誰かの宝になるかもしれない」。そう語る持ち込み客の言葉通り、衣類や食器、レトロゲーム、工具から店舗の備品に至るまで、あらゆるものが査定の対象となる。もちろん高値がつくものばかりではないが、処分費用を払って捨てるくらいなら引き取ってもらいたいというニーズを完璧に汲み取っている。