「グレーの服は怖くて着られない」「衣装に大きな汗ジミができてネットで拡散された」。最近では、お笑い芸人だけでなく、人気モデルや若手俳優までもが自身のSNSやバラエティ番組で実体験を語るようになった。共演者から「脇汗すごいね」と突っ込まれたエピソードを笑いに変えたり、自虐的にネタにしたりすることで、視聴者からの好感度が急上昇する現象も起きている。
こうしたカミングアウトの背景には、コンプレックスを過剰に隠さず自然体で生きる姿勢を評価する社会的な空気がある。かつては恥ずかしいものとして軽視されたり嘲笑の対象になったりしたお悩みが、今や「共感できる人間味」として温かく受け止められているのだ。彼らの素直な発言は、同じ悩みを抱える多くの視聴者にとって大きな救いとなっている。