スクウェア・エニックスは現在、桐生隆司社長のもとで中期経営計画を進めており、「量から質への転換」を掲げている。これまで乱発気味だった中規模タイトルの開発を絞り込み、厳選したIPにリソースを集中させる戦略だ。
この「選択と集中」は一見、『FF7』のような看板タイトルには追い風に見える。しかし同時に、収益性の低いプロジェクトや、コストパフォーマンスの悪い巨大プロジェクトへの査定が極めて厳しくなったことも意味している。もし第3作の開発費が当初の想定を大幅に超えているならば、経営陣から開発プロセスの見直しや、リリース計画の抜本的な修正を迫られている可能性は十分に考えられる。