塀の中に閉じ込められながらも、堀江貴文という情報発信マシンが止まることはありませんでした。受刑者は当然ながらインターネットやスマートフォンの使用を一切禁じられていますが、彼はアナログな手段を駆使して刑務所からのメルマガ配信を継続させました。
具体的な仕組みは、堀江氏が便箋に手書きで原稿を書き、面会に来たスタッフや弁護士に手紙として託し、外部のスタッフがそれをテキスト化して毎週の有料メールマガジンや書籍『刑務所なう。』として配信・出版するというものです。この取り組みにより、収監中であっても億単位の年間購読料ビジネスを維持し続けました。
さらに、堀江氏は服役中に1000冊を超える膨大な読書を敢行しました。歴史、経済、SF小説、科学技術書から漫画まで、外部からの差し入れ本を徹底的に読み込み、思考の引き出しを極限まで増やしていったのです。世間から隔離された時間を「圧倒的なインプット期間」へと変貌させたこの読書量は、出所後の怒涛のビジネス展開を支える知識の泉となりました。