画面越しではなく、リアルな現地での「25ドル」はどのような価値を持つのか。アメリカや欧州の主要都市を訪れる旅行者にとって、$25は決して贅沢ができる金額ではない。
ニューヨークやサンフランシスコのカフェで、サンドイッチとオーガニックコーヒーを頼み、チップ(18〜20%)を加算すれば、それだけで簡単に25ドルが吹き飛ぶ。ハワイのローカルフード店でのカジュアルなランチ、あるいは空港からの乗り合いシャトルバス代、あるいは美術館の一般入場チケット1枚分といったところが現実的なラインだ。
海外ECサイト(Amazon.comやEtsyなど)を利用する際も同様だ。商品単価が15ドルであっても、日本への国際配送代金(Shipping Fee)として別途10ドル〜15ドルが上乗せされ、合計でちょうど25ドル程度になる事例は枚挙に暇がない。モノ自体の価格よりも送料が請求額の大半を占める現象に、頭を抱えるユーザーも多い。