アイス売り場を何軒ハシゴしても見つからないことから、ファンの間では「いつの間にか販売終了してしまったのでは」という不安が広がっています。取材と市場動向の調査を進めると、品薄を生み出している3つの明確な要因が浮かび上がってきました。
第1の要因は、本作が基本的に「期間限定・数量限定商品」として製造・出荷されている点です。通年販売されるナショナルブランドの定番アイスとは異なり、あらかじめ生産数が決められているため、メーカーからの出荷が終了した段階で店頭在庫限りの取り扱いとなります。
第2に、SNSでの爆発的なバズによる買い占めと急速な消化です。「再現度が異次元」「冷凍庫にストック必須」といった投稿がX(旧Twitter)やTikTokで拡散されるたび、1人で数本から数十本単位でまとめ買いするリピーターが急増。結果として、入荷した当日に棚が空になる店舗が相次ぎました。
第3に、コンビニエンスストア特有の「棚割り(商品の陳列サイクル)」の早さがあります。新作アイスの棚は通常1〜2週間サイクルで激しく入れ替わるため、再発注がかからないまま次の新商品に切り替わってしまい、消費者の目には「突如として姿を消した=販売終了」と映ってしまう構造があります。