used to doを会話やライティングで実際に使う際、否定文や疑問文の組み立てに戸惑う学習者は少なくありません。基本ルールを頭に入れておくことで、スムーズな運用が可能になります。
否定文の作り方
現代の標準英語(特にアメリカ英語)では、一般的な一般動詞の過去形と同様に「didn't use to + 原形」とする形が主流です。
・I didn't use to like spicy food.(以前は辛い食べ物が好きではなかった)
※伝統的なイギリス英語や極めて堅い文書では「used not to do」という語順が使われることもありますが、日常会話ではdidn't use toを用いれば間違いありません。
疑問文の作り方
疑問文も同様に、Didを用いた「Did + 主語 + use to + 原形?」が基本構成となります。
・Did you use to play basketball?(昔バスケットボールをやっていたの?)
・Where did you use to live?(以前はどこに住んでいたのですか?)
知っておくべき発音ルール
動詞単体の「use(使う)」の過去形「used」は「ユーズド /juːzd/」と濁って発音されますが、used to do(または be used to)のときは「ユーストゥ /juːst tuː/ または /juːstu/」と無声化します。濁音の「ズ」ではなく澄んだ「ス」の音になる点は、リスニングおよびスピーキング双方において極めて重要なポイントです。