柔術の帯を見ていると、先端の黒い布地(ブラックバー)に白いテープが数本巻かれているのを目にするはずです。これは「ストライプ(アグラフ)」と呼ばれ、帯の昇格に向けた中間的な習熟度を示す指標です。
ストライプは通常、1本から最大4本まで授与されます。4本のストライプが巻かれた状態でさらに日々の練習や課題をクリアすると、次の色の帯へ昇格する権利を得るのが一般的なアカデミーの慣習です。
巻き方にも公式ルールが存在し、帯の端にある黒タグ部分(指導者用は赤タグ)に対し、幅約1センチ前後の白いテーピング用テープを、等間隔でしっかりと巻き付けるのが規定です。白帯から次の青帯までの道のりは非常に長いため、日々の努力を小さなステップとして可視化し、練習生のモチベーションを保つうえでストライプは極めて大きな役割を果たしています。