多くの英語学習者が最もつまずきやすいのが、補語(C)の位置に「現在分詞(-ing)」を入れるのか、それとも「過去分詞(-ed)」を入れるのかという判断です。しかし、実は1本のクリアな基準で完全に切り分けることができます。
判断の手順は極めてシンプルです。まず「O」と「C」だけを抜き出し、その2語の間に能動関係が成り立つのか、それとも受動関係が成り立つのかを確認します。
- Oが「自ら〜する」場合(能動): 現在分詞(-ing)を使用する
- Oが「〜される/〜された状態にある」場合(受動): 過去分詞(-ed)を使用する
たとえば、「犬が吠えている」状況を添えたい場合、犬(dog)は自発的に吠えるため with his dog barking と現在分詞を用います。一方で、「腕を組んだまま」を表す場合、腕(arms)は人間の意思によって「組まれる」対象であるため、受動の過去分詞を用いて with his arms folded(または crossed) と表現するのが正解です。
身体の部位をOに置くケースは頻出トラップとして知られています。「目を閉じる(with her eyes closed)」「足を組む(with his legs crossed)」など、身体のパーツは基本的に「本人の意志によって動かされる客体」として扱われるため、過去分詞が基本形となります。ただし、「涙が頬を流れる(with tears running down her cheeks)」のように、涙自体が自然に流れていく動作は能動扱いとなりingを用いる点に注意してください。