完成したベースの牛骨スープは、無塩で仕上げているからこそ自在な料理へと展開できます。日本国内の韓国料理店やラーメン店で愛される3大アレンジレシピを紹介します。
1. 本格ソルロンタン(韓国風牛骨スープ)
韓国ソウルの伝統的なソルロンタンは、白濁牛骨スープそのものの純粋な滋味を味わう料理です。
【仕上げ方】
温めた丼に茹でた素麺(または韓国春雨)と、薄切りにした茹で牛すね肉(スープを取る際に一緒に煮込んだもの)を盛り付けます。熱々の白濁牛骨スープを注ぎ、小口切りの青ネギをたっぷりと散らします。味付けは「食べる人が卓上で粗塩、粗挽き黒胡椒、おろしニンニクを加えて自分好みに調整する」のが本場のスタイルです。カクテキ(大根キムチ)の漬け汁を途中でスープに加えると、酸味と辛味が加わり劇的な味変を楽しめます。
2. コムタンスープ(牛テールと肉の深い旨味)
コムタンは骨だけでなく、牛テールやスネ肉、牛すじなどの「肉の旨味」を主体にした滋味あふれるスープです。
【仕上げ方】
牛テール肉を牛骨スープでホロホロになるまで追加で1〜2時間煮込みます。味付けのベースに薄口醤油小さじ1、みりん小さじ1/2、塩、すりおろしニンニクを加え、大根の短冊切りを加えて透き通るまで火を通します。仕上げに炒りごまとごま油を数滴垂らせば、牛肉の脂の甘みとニンニクのパンチが調和した極上の一杯になります。
3. 自家製牛骨白湯ラーメン
鳥取のご当地ラーメンや都内の人気店が提供する牛骨ラーメンの濃厚なコクを再現します。
【タレと香味油の構成】
丼に濃口醤油大さじ2、みりん小さじ1、昆布茶小さじ1/2、すりおろし生姜少々を合わせた「醤油ダレ」を入れます。そこに煮込み工程で浮いてきた牛脂をフライパンでネギと共に熱して作った「自家製ネギ牛脂(ヘット)」を大さじ1投入。熱々の白濁牛骨スープ300mlを注いでよく混ぜ、固めに茹でた中細ちぢれ麺を合わせます。トッピングにはローストビーフ風のチャーシュー、メンマ、白髪ネギ、黒胡椒が抜群の相性を誇ります。