現在、App StoreやGoogle Playに並ぶ姓名判断アプリの多くは、入力されたテキストデータをそのままUnicode(文字コード)の画数データと照合して判定している。つまり、ユーザーが「広」と入力すれば、アプリは機械的に5画として処理する。
しかし、本物の鑑定士は「広」の旧字体である「廣(15画)」として計算する。さらに厄介なのは、部首の扱いだ。「さんずい(氵)」は3画だが、漢字の成り立ちである「水」からきているため、旧字体システムでは4画として計算する。こうした「文字の魂」とも言える背景をデジタルアルゴリズムが無視してしまうことで、ネット上の無料診断と対面鑑定の乖離が広がっているのだ。