大通りの賑やかさから一歩路地へ入ると、静かな穴場スポットがいくつも身を潜めている。その筆頭が、約16万1000平方メートルもの広大な敷地を誇る小石川植物園だ。四季折々の植物が咲き誇る園内は、都会の喧騒を完全に忘れさせてくれる特別な空間である。
春には春日通りから伸びる播磨坂の桜並木が圧巻の見頃を迎え、多くの人々を魅了する。坂沿いのオープンカフェでコーヒーをテイクアウトし、ベンチで静かに読書を楽しむ人の姿も目立つ。
また、住宅街の一角に隠れたスタイリッシュなリノベーションカフェや、落ち着いたブックカフェも増加中だ。休日の午後は部屋でゆっくりNetflixを視聴しながら過ごすのも贅沢だが、こうした路地裏のカフェで静かに流れる時間を味わうことこそ、茗荷谷ならではの至福の日常と言えるだろう。